- 宗派 曹洞宗 山号 金龍山
- 創建 1597(慶長2)年石河土佐守勝政の開基、上州茂林寺十二世久山正雄大和尚の開山により神田柳原に創建。1649(慶安2)年現在地に移った
- 本尊 聖観世音菩薩
- 国指定史跡 高島秋帆墓
- 区指定史跡 斎藤緑雨墓
- 所在地 東京都文京区向丘1-11-3
昭和新撰江戸三十三観音霊場23番、大東京百観音霊場23番、東京三十三観音霊場26番
目立つ門の印象とは違ってゆったりした雰囲気のお寺でした。
門を入ってすぐ「ほうろく地蔵」があります。近くの圓乗寺に八百屋お七の墓所がありましたが、ほうろく地蔵はお七のためにほうろくをかぶることによって灼熱の苦しみを背負っているらしい。病気を治すご利益があるそうで病名を書いたほうろくがたくさんありました。
本堂前が広くなっていて、気持ちのいい空間です。本堂の木の格子が素敵。左手には子育て地蔵と観音像が。
松野自得の句碑もあり見どころの多いお寺でした。
指定史跡になっているお墓もありますが、お寺の方がいらっしゃらないときは墓地に入るのはなんとなくひかえてしまいます…またの機会に。(2023年11月)