- 宗派 浄土宗 山号 三縁山 寺号 増上寺
- 開山 1763年(宝暦13)
徳川九代将軍家重公を開基と仰ぎ、三縁山増上寺四十六世妙誉定月大僧正によって開山 - 本尊 裳かけ阿弥陀如来像 安阿弥(快慶)作
- 国登録有形文化財 熊野堂、上土蔵
- 区指定文化財 善光寺式阿弥陀三尊立像、琴棋書画図屏風(狩野深雪筆)、出山釈迦図(円山応挙筆)、法然上人伝絵詞[琳阿本]、瑜伽師地論 第六十六(法隆寺一切経の一)一巻
- 区登録文化財 円光大師(法然上人)像
- 寺宝 勝軍地蔵
- 所在地 東京都港区芝公園4丁目9番8号
都営三田線 芝公園駅(A4出口)徒歩4分、都営大江戸線 赤羽橋駅(赤羽橋口)徒歩1分、JR山手線・京浜東北線, 東京モノレール 浜松町駅下車 徒歩15分
https://www.myojoin.or.jp
円光大師御府内二十五ヶ所霊場5番、円光大師東都二十五ヶ所霊場1番、江戸南方四十八地蔵霊場27番
2023 東京都文化財ウィーク
2023年の東京都文化財ウィークで訪れました。
美しい練塀に囲まれたお寺です。
国登録有形文化財である熊野堂と上土蔵の内部は普段は非公開ですが、文化財ウィークにはそれぞれが隔年で公開され、今回は熊野堂に入ることができました。内部には江戸城大奥から奉納された仏像などが並んでいます。
また文化財ウィークに合わせて毎年「妙定院展」として所蔵品を公開しており、この年は棟方志功の作品群が展示されていました。お寺という場で見るせいでしょうか、今まで見た棟方作品よりもよりいきいきとして見え、施無畏の仏様の絵は動き出しそうです。
お寺の説明などが入ったクリアファイルも頂けたので、こちらのお寺は文化財ウィークに訪れることをおすすめします。私もまた来年伺いたいです。(参拝:2023年11月)
2024 東京都文化財ウィーク
2024年も文化財ウィークに催される「妙定院展」に伺いました。
浄土宗開宗850年ということで法然上人がテーマ。
解説の時間に少し遅れてしまったのですが、いいお声の僧侶(増上寺の方らしい)が1点ずつとても丁寧に説明されていてわかりやすかったです。
後陽成天皇の書がガラスケースなしで展示されていたり、法然上人本人直作の坐像があったり、と妙定院の寺宝おそるべし…。
今年の内部公開は浄土蔵。とてもきれいな阿弥陀像2尊が目を引きます。
負別阿弥陀如来立像は、快慶が手元に置きたくて依頼主を追いかけたところ、背負っていた像が2つに分かれた、ということで「負別」。渡したくなかったというのも納得の慈悲深さあふれるきれいな像です。
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