- 宗派 臨済宗建長寺派 山号 瑞雲山
- 創建 円光大照禅師によって室町時代初期(南北朝時代)の1341年(南朝:興国2年、北朝:暦応4年)に現在の海老名市立海老名中学校(国分南3丁目)のあたりに創建され、昭和初期に清水寺(せいすいじ)の寺地に当たる現在地に移された
- 寺宝 重要文化財。木造千手観音立像(鎌倉時代初期。像高192cm。もと清水寺の本尊であった。42本の手のうちの2本を頭上で組む像容は、京都の清水寺本尊像と共通するもので、「清水寺形千手観音」と称されるものである。一木造であるが、面部を仮面状に矧ぎ、玉眼を嵌入する特異な構造になる。御開帳は1月1日と3月17日)
- 所在地 神奈川県海老名市国分北2-13-40
(小田急「海老名」駅より徒歩17分)
日曜日でしかもお天気で暖かい日に当たるなんてこの先いつよ?というわけで御開帳のために電車に乗って海老名まで行ってきました。
駅から10分以上歩きますが、わかりやすい道ですし、海老名市は歴史の町を売りにしようとしているのかあちこちに案内板があるので迷うこともなく。
坂道を登った先にきれいなお寺が現れてテンションが上ります。
まずはまっすぐ観音堂に上がります。絵馬やお駕籠など見どころたくさん。
千手観音様は圧が強い像が多いイメージですが、こちらの像はとてもお優しい印象でうっとり眺めてしまいます。近くでゆっくり拝観できて眼福。
で、外に出ると…あれれ、小さなお堂があってなんとそちらに千手観音様。観音堂自体が御前立なのでありました。
あらためて秘仏の千手観音像参拝。重要文化財です。
こちらは目に玉が入っていて二本の手を上げている清水式でやはり圧が強い。
そこでちょうどお昼の時間になり、仏飯を供えにご住職が現れて読経。これはなんてありがたい〜。御前立をゆっくり拝んだおかげ。
普段は秘仏は拝観できませんが、とてもきれいなお寺で近所だったら通いたいほど。
高いところにあるので見晴らしが良く、季節柄霞んでいたけど冬場はもっと山々がくっきり見えそう。
そして境内にお花の咲く木がたくさん〜桜や紅葉の時期もきれいでしょうね。
![](https://i0.wp.com/oteraneko.s344.xrea.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_20240317_121142953.jpg?resize=663%2C497)
![](https://i0.wp.com/oteraneko.s344.xrea.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_20240317_121355997.jpg?resize=663%2C497)
![](https://i0.wp.com/oteraneko.s344.xrea.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_20240317_121449013.jpg?resize=663%2C497)
![](https://i0.wp.com/oteraneko.s344.xrea.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_20240317_121623995.jpg?resize=663%2C497)
![](https://i0.wp.com/oteraneko.s344.xrea.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_20240317_121806903.jpg?resize=663%2C497)
![](https://i0.wp.com/oteraneko.s344.xrea.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_20240317_121724531.jpg?resize=663%2C887)