- 宗派 浄土真宗本願寺派 山号 長久山
- 創建 佐竹藩の城主の刀持ちだった和久定念が1222(貞応元)年、親鸞聖人が弟子である信願房定信師とともに現在の栃木県那須郡馬頭町で説法をした際に、ご聴聞する機会を得て出家。定念という法名を得て、馬頭町で永稱寺を開創したのが始まり。その後、第十代目の廣運氏が寛永年間(1624〜1643年)に江戸に移り、さらに1747(延享4)年に第17代目圓隆によって現在の地に建立
- 本尊 阿弥陀如来立像(平安中期、恵心僧都源信和尚の作)
- 寺宝 歳寒三友図(酒井抱一氏による梅図、大窪詩仏氏による竹図、谷文晁氏による松図。区有形文化財)
本堂正面左右の襖(明治の洋画家中村不折による水墨画) - 所在地 東京都台東区根岸3-12-44
(東京メトロ日比谷線「入谷」駅、JR山手線「鶯谷」駅より徒歩7分)
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林光寺 Rinkoji
- 宗派 浄土真宗本願寺派 山号 銀樹山 院号 真教院
- 創建 天平勝宝年間(749年 – 757年)に開山したともいわれている。元々は但馬国(現・兵庫県)の生野銀山に位置し、「清浄光寺」という寺号で、天台宗の寺院。その後、浄土真宗に転宗。1624(寛永元)年、武蔵国豊島郡一ツ木村(現・東京都港区赤坂)に移転。江戸に移転したときに「林光寺」に改称。1655年(明暦元年)に現在地に移転
- 本尊 阿弥陀如来像
- 寺宝 歴代宗主銘(区指定有形文化財)、高僧先達連座画像(区登録有形文化財)、太子・高僧画像(区登録有形文化財)、林光寺文書(区登録有形文化財)
- 所在地 東京都新宿区南元町15-3
(JR総武線「信濃町」駅より徒歩5分)
太宗寺 Taisoji
- 宗派 浄土宗 山号 霞関山 院号 本覚院
- 創建 1596(慶長元)年ごろに僧・太宗が開いた草庵、「太宗庵」が前身。1668(寛文8)年に安房国勝山藩主・内藤正勝の長男重頼から寺地の寄進を受け、太宗を開山として太宗寺が創建
- 本尊 阿弥陀如来
- 寺宝 銅造地蔵菩薩坐像(都指定有形文化財。1712(正徳2)年に造られた、江戸六地蔵の第三番)、三日月不動尊(区指定有形文化財)、閻魔大王像(区指定有形文化財。江戸三閻魔)、奪衣婆像(区指定有形文化財)、観無量寿経曼荼羅(区指定有形文化財)、内藤家墓所(区指定有形文化財)、内藤家墓所出土品(区指定有形文化財)、切支丹燈籠(区登録有形文化財)、布袋尊像(新宿山之手七福神)、塩かけ地蔵
- 所在地 東京都新宿区新宿2-9-2
(東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩2分、丸ノ内線・副都心線・都営地下鉄新宿線「新宿三丁目」駅より徒歩4分
江戸六地蔵、江戸山手四十八地蔵尊、九品仏霊場6番、新宿山ノ手七福神、江戸三閻魔
正受院 Shojuin
- 宗派 浄土宗 山号 明了山 院号 願光寺
- 創建 信蓮社教誉正受乗蓮が1594(文禄3)年創建
- 本尊 阿弥陀如来
- 寺宝 奪衣婆像(綿のおばば、区指定民俗文化財)、梵鐘(平和の鐘、区指定文化財)
- 所在地 東京都新宿区新宿2-15-20
(東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分、丸ノ内線・都営新宿線「新宿三丁目」駅より徒歩5分)
成覚寺 Jokakuji
- 宗派 浄土宗 山号 十劫山 院号 無量寿院
- 創建 浄蓮社岌誉上人瑞翁直心和尚が、1594(文禄3)年当地に創建。
江戸時代には、岡場所としても繁栄した内藤新宿の飯盛女たちの投げ込み寺であった。 - 本尊 阿弥陀如来
- 寺宝 子供合埋碑(区指定文化財)、恋川春町の墓(区指定文化財)、旭地蔵(区指定文化財)、塚本明毅の墓(区登録史跡)
- 所在地 東京都新宿区新宿2-15-18
(東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分、丸ノ内線・都営新宿線「新宿三丁目」駅より徒歩5分)