- 宗派 高野山真言宗 山号 高野山
- 創建 1686(貞享2)年に江戸幕府から現在地を拝領し、高野山金剛峰寺直末一等格院金剛格大徳院とした。江戸における高野山大師信仰の中心で、高野山を開いた弘法大師の大と徳川家の徳を合わせて大徳院の寺名が名付けられており、徳川家の位牌所・祈願所だった。明治18年に高野山別院としての機能を高野山東京別院に返上し、一地方寺院として活動。
- 本尊 薬師如来「本所一ッ目の寅薬師」
- 所在地 東京都墨田区両国2-7-13
(JR総武線「両国」駅より徒歩5分、都営地下鉄大江戸線「両国」駅より徒歩8分、都営地下鉄新宿線「森下」駅より徒歩9分)
御府内八十八ヶ所霊場50番札所
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弥勒寺 Mirokuji
- 宗派 真言宗豊山派 山号 萬徳山 院号 聖宝院
- 創建 1610(慶長15)年僧宥鑁が小石川鷹匠町に創建、1689(元禄2)年本所に移転。江戸時代には新義真言宗の触頭寺院であり寺領100石の朱印状を与えられ、関東四か寺の一寺として格の高い寺院であった
- 本尊 薬師如来像(徳川光圀から寄進、江戸十三薬師のひとつ)
- 寺宝 杉山和一墓(東京都指定旧跡)、戦災殉難慰霊観音像、筆塚
- 所在地 東京都墨田区立川1-4-13
御府内八十八ヶ所霊場46番札所、江戸十三薬師
室泉寺 Shitsusenji
- 宗派 高野山真言宗 山号 源秀山 院号 永松院
- 創建 創建年代は不明。元々は江戸芝金杉(現・東京都港区芝)に位置し、浄土真宗(西本願寺)の寺院であった。1700(元禄13)年、旗本の松平忠益が屋敷を快円に寄進し、その際に真言宗に転宗
- 本尊 阿弥陀如来
- 重要文化財 絹本著色興正菩薩像(東京国立博物館に寄託)
- 所在地 東京都渋谷区東3-8-16
(JR・東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅より徒歩7分)
御府内八十八ヶ所霊場7番札所
南蔵院 Nanzoin
- 宗派 真言宗豊山派 山号 天谷山 寺号 竜福寺
- 創建 牛込城主の牛込勝重が正胤法印に請い、吉祥山福正院と称して、早稲田に創建、弁財天二体を上宮・下宮として祀っていた。御用地となったため、1681(延宝9)年上宮と共に当地へ移転、天谷山竜福寺南蔵院と改号
- 本尊 千手観世音菩薩、大聖歓喜天
- 所在地 東京都新宿区箪笥町42
御府内八十八ヶ所霊場22番
常泉院 Josenin
- 宗派 真言宗豊山派 山号 金剛山
- 創建 1627(寛永4)年、卓圍によって開山。
元々は後楽園の辺りに位置していたが、水戸藩江戸上屋敷建設のため、現在地に移転。
関東大震災では、ほとんど被害が無かったが、東京大空襲では、納骨堂以外はことごとく焼失 - 本尊 両部大日如来像
- 寺宝 大聖歓喜天像、阿弥陀如来坐像、弘法大師坐像、地蔵菩薩立像
- 所在地 東京都文京区春日1-9-3
(東京メトロ南北線・丸ノ内線「後楽園」駅より徒歩8分)
御府内八十八ヶ所霊場86番